令和６年１月３日、小倉北区の飲食街「鳥町食道街」で大規模火災がありました。この食道街は、太平洋戦争終戦後に発祥したとされ、長さ約７０メートルの路地に、焼うどん発祥の店とされる「だるま堂」や松本清張ゆかりの飲食店など約３０店舗が密集しています。まちの雰囲気、文化的な薫りなど、昭和の歴史や文化を感じる街となっていました。いわば、旦過市場とならび大切にしたい小倉の代表的な街並みでした。
倉商生徒会は、令和６年１月９日の認証式を経て、新体制となり、「商業はまちづくり」を目標に、最初の取り組みとして、小倉鳥町食道街大規模火災復旧支援募金活動と決めました。校外では放課後に、モノレール城野駅前で募金活動を行いました。校内では朝の登校時に清新門前（生徒通用門）で、昼休みにはコモンスポット前（食堂）にて募金活動を行いました。校外募金活動では、通勤通学等で駅を利用される地域の皆様や本校生徒の保護者等の方々、下校途中に募金活動を目にした近隣の小学校の生徒さんが一旦自宅に戻り、その後再び募金にかけつけてくれたというエピソードもありました。お預かりいたしました募金については、皆様方の善意のお気持ちと共に北九州商工会議所（小倉北区）を通じて、復旧支援活動に役立てていただくように寄附させていただきます。今後も、倉商はスピード感をもって、「商業はまちづくり」を実践し、地域を愛し、地域の活性化をめざした活動を推進します。
募金活動の様子
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