「芸術鑑賞」を行いました

記事公開日:2024年11月1日

 令和6年10月25日(金)、北九州芸術劇場・大ホール(小倉北区)にて「芸術鑑賞」を行いました。今年の演目は「中国雑技」です。一流の文化芸術団体「株式会社 雅夢」による圧巻の演技を鑑賞しました。

 開会行事の後は、楽しみにしていた「中国雑技」の開演です。次々に繰り広げられる一流の演技に、生徒たちは大きな歓声をあげ驚いたり、技の一つ一つを見落とさぬように見つめ、素晴らしい演技に大きな拍手を送っていました。

 プログラムの中に「中国語講座」が盛り込まれており、日本と中国では同じ漢字でも意味合いが異なるなど、ことばを通して中国文化についても知識を深めることができました。その中でも、特に感心したのは、司会者からの質問に対して、授業で「中国語」を学んでいる国際ビジネス科の生徒を中心に、素晴らしい発音の中国語で答える姿でした。それは司会者の方も同じく絶賛されていました。

 芸術鑑賞の目的は、「本物に触れる・感性を養う・本質を見極める」ことです。本物に触れ、そして感じたことを自分自身に落とし込み、深く考え、真の学びに繋げて欲しいと思います。中国雑技のメンバーは、厳しい鍛錬の積み重ねにより、超人的な技が成り立っているのです。生徒の皆さんには、本物に触れ、彼らの息づかい、陰の努力の熱を感じて欲しいと思います。失敗しても諦めずに、また一から練習する。「目標に向かって努力することの大切さ」を彼らの技に打ち込む姿から学んでくれたことと思います。

演技鑑賞の様子