2024年6月19日
「森鷗外を偲ぶ会」に参加しました
令和6年6月19日(水)、北九州市小倉北区城内の文学碑前にて「第62回 森鷗外を偲ぶ会」が行われました。 本校の卒業生で小説家の劉寒吉先生は、鷗外が小倉で過ごしたことは北九州の文学に多大な影響を与えた出来事であり、これを次世代に語り継いでいかなければならないと、鷗外の生誕100年にあたる昭和37年(1962年)に当時の小倉市長ら有志と記念碑を建て、偲ぶ会を始めました。 偲ぶ会は、鷗外の赴任日に合わせて北九州森鷗外記念会が主催し、毎年行われており今年で62回目、鷗外の生誕162年目となります。 劉寒吉先生の母校である小倉商業高校の在校生と職員も、偉大なる先輩の思いを受け継ぎ、偲ぶ会に毎年出席し、本校放送部生徒による『小倉日記』や『鶏』などの朗読・本校吹奏楽部生徒と出席者一同による『紫川の歌』斉唱・記念碑への献花を行っています。『紫川の歌』は、劉寒吉先生作詞、中村清治先生(元本校職員)作曲であり、小倉の母なる川である紫川を清らかにという地元の人々の思いが込められています。その思いと共に、昭和59年(1984年)から本校生徒が歌い継いでいます。あわせて、一昨年、本校吹奏楽部の生徒が編曲した『紫川の歌』の合唱も行いました。 『紫川の歌』と『沙羅の木』歌詞紹介 『紫川の歌』楽譜紹介 「第62回森鷗外を偲ぶ会」の一場面 ⇧ こちらの画像をクリックしていただくと、動画が再生されます。 |